9月12日、午前5時45分、母が亡くなりました。すい臓がんでした。
病気が発覚(既に末期の状態で見つかる)してから2年半ほど。
長い長い、本当に長い闘病生活でした。
あと1年持つかどうか、なんて先生には言われていたけど、
2年半の大往生(?)。なんて人だ、あなたは。
最愛の人でした。この2年半(いやそれ以上)、母のために生きてきました。
薬のせいで食欲がなくなり、大好きだったものが食べられなくなり、
逆に、食べられるものを探しては、「食べられたね」と喜び。
気が滅入っているときは一緒にドライブに行ったり、食事に行ったりしました。
でもあまり食べられないから私ばっかり1.7人前も食べなきゃいけなかったり。
一緒に映画見て笑ったり、批判したり。ドラマ見て笑ったり。
仕事の愚痴聞いてもらったり、相談に乗ってもらったり(入院中も!)。
こうしていると、ふと「このまま治るんじゃないか」と考えたこともありました。
しかし、身体は徐々に弱っていき、亡くなる一週間ほど前からは意識もほとんどなくなりました。
看病のため、仕事も休むことにしました。
両立するはずだったのに、できませんでした。
最後の仕事の帰りに、「誰か助けて」と、泣きながら運転しました。
夜中、病院に泊まって看病しているときが一番つらかった。
身体が痛くて、無意識に叫びながら身体を動かすんです。
あの叫び声は本当につらかった。
「もうがんばらなくていいよ」と、泣きました。本人がこんなにがんばってるのに。
歳が近く、本当のお姉ちゃんのような存在であるいとこがいるんですが、
海外に出張に行っていて、どうしても来られない、という状況だったんです。
意識の無い母に、「9日の朝には来られるんだって。だからもうちょっと待って」とお願いしました。
すると、その次の日、意識が戻ったんです。
ちょっと前までは飲めていた、ぶどうジュースがあるんですが、そのジュースが飲みたい、と。
こんなにうれしいことはありませんでした。
いとこは無事に到着し、母と会うことができました。
看病にももちろん協力してくれました。
しかし、意識は徐々に薄れていってしまいました。
目も半開きになり、呼吸の様子が明らかに変わり、とても苦しそうに見えました。
その姿を見て、また泣きました。
9月11日。日中が私の番だったので、病室へ。
日中、苦しそうに呼吸をしながら眠っている母を見ていて、ふと、
「あ…そうか。今旅立ちの準備をしてるんだ。だから、今はもう苦しくないんだ。」
という考えが、頭に浮かびました。
なぜそう思ったのかわかりませんが、ほんとにそう思ったんです。
そう思ったら、母の姿を見て苦しんでいた私の心が、すごく軽くなったんです。
乗り切れる。私は母の死を乗り切れる。
だから、いつ、旅立ってもいいよ。私はずっといるから。
そう思いました。
その夜、弟と二人で夜中の看病。
交代で仮眠を取り、日付は変わり、9月12日の朝を迎えました。
呼吸が弱くなっていくのがはっきりわかりました。
手も冷たくなってきました。
そのとき。
今まで半開きだった母の目が閉じました。自分の力で閉じたんです。
さらに、口も自分の力で閉じ、そして、笑いました。はっきり微笑みました。
そのまま、呼吸が止まりました。
弟と二人で、母の手を握った状態で、母は、笑顔で死を迎えました。
9月12日。この日は、そのいとこの誕生日でした。
闘病生活が長すぎて、元気だったころの母の姿をあまり覚えていません。
夢に見るときも、大抵闘病中のことばっかり。
苦しむ姿をずっと見てきて、とても苦しかったけど、母の苦しみはその何百倍だったと思う。
それでも前向きに、未来のことばっかり考えて…
最後には笑顔まで見せてくれて…
あなたの子どもであることを誇りに思うよ、本当に。本当にそう思う。
今回のことで、母を通じて「人と人とのつながり」みたいなものを強く感じました。
前よりも人に優しくなった気がします。
また、前よりも前向きになった気もします。
しばらくは業務的なことに追われ(本当に大変でした。想像を絶します。)、
気を張っていたのもあり、しばらくは寂しさなんて感情もなかったんだけど。
やらなきゃいけないことが大分落ち着いて、仕事も復帰し、日常に近づくにつれ、
不思議なことに、母がまだいる気がしてならない。
そのたびに寂しくて、気が落ち込むことも。
ゲームやったりテレビ見てたりすると気はまぎれるけど、心の穴を埋めることはできません。
なんでいないのよ。
どうしたらこの痛みがなくなるのよ。
乗り切れるとかいって、乗り切れてません。
創作もなんだか気分が乗らず、放置気味になっています。
メッセにつなぐものなんとなく億劫で・・・
ただ、この間ネガティブな記事書いたのにもかかわらず、
拍手が10件もきていたのには本当に驚きました。
本当にありがとうございます。マジで励みになります。
心が落ち着いたら、メッセにもつなぎます。
友人のゲームのテストプレイもしたいし・・・
*****************************************************
さて、暗い話ばかりだとアレなので。
FF13をいまさらクリアしました(笑
途中までは面白かったです。10章に入るあたりまで。
話を追っていく、1本道ストーリー。
マップも1本道(笑)
↑奥スクロールRPGとか言われていますが、6割7割は確かに、と納得w
でもそんなことなかったよ(笑
ホープに感情移入しちゃいます。どうしても。
そう思って話を進めていくと、話を進めるごとにスノウがむかつくことむかつくこと(笑
でもとある行動で見直したからOKw
10章入るとオプティマが全部解放、的な感じになり、うーん。
黒幕がストレートすぎて、うーん。
ここ(後半)に来てようやく、ゲーム性に自由度が加わる、って。うーん。
どうやって終わるのかな、と思ったら、
うーん。納得したような、してないような。変な終わり方。
って13-2が出るの?!
・・・うーん。
なんだかもやっとしたゲームでした。
まあでも楽しめたからいいや。参考にもなったし。
今は、懐かしきFFT(ファイナルファンタジータクティクス)をプレイしていますw
一人旅入店禁止プレイ。あれ、
どこかで見たような?(笑
いいんです、自己満足なんだからw
長々と、長文大変失礼いたしました。
ここに来てくれている皆様、本当にありがとう。
こんな私ですが、これからもよろしくお願いします。
[52回]